やっぱり納得行かないので、目ぇ外して彩色し直して作り直しました。
以前のボヤッと感、なんとなく判った気もしましたし。
窯に入れる前に「ん～」ってのは焼かない方針だから。
よくドラマとかで焼きあがった物を窯から出すなり「ダメだっ！！」って割ってしまうシーンが有ったりしますが、ウチは逆です。
窯に入れる前に「ダメだっ！！」って作り直す。
これのいい所は、焼く前だから粘土が再利用できるコト。
ま、
超大作でヒビとか気泡とか一切許されない様なモノだと本人の手の及ばない部分が有るので仕方ないかと思いますが、僕は窯に入れる段階で【ちゃんと出来た】って自分で納得行くモノの状態で窯に託したいのです。
「ん～ どぉだろ？ でも窯がなんとかしてくれるんじゃね？」ってのはね、ちょっとね。なんかもぅ御神託に近くなっちゃうンじゃまいかと。
アートという言葉は、ラテン語の「アルス」とギリシャ語の「テクネー」が語源だそうです。つまり、アートとテクノロジーの源は同じなのです。
アート？って言う程のモノじゃぁないケド、自分の技量の中で出来るコトはしておきたいなって。
そんなヤマブキボタン。
（作ってる時には気付かなかったのですが…写真になると、作り直したせいかな？なンか疲れた顔してる気がする。気のせいだといいな。）
