観たです。
GEOさんが半額だったから。
以下、感想とか。
正直、
「映画館に行かなくてよかっぱ～」
ってココロから思える作品。
なんだかチャッチぃ。
この系統の映画（アリスインワンダーランド、とか白雪姫と鏡の女王とか、ナルニア国物語とか）がカラダに合わないってのはあるのですが…
【ファンタジー】ってくくられるコトによってオハナシの細かい部分がヘンでもソコが【ファンタジーだから】って云うファンタジーの仕方。
特に、ハリーポッターが出てきてから顕著な気がします。
「あ、細かいトコロが滅茶苦茶でも世間では許されるンだ」
って製作側が気付いちゃった（思い込んだ）のかと。
（ハリーポッターはお付き合いで原作（邦訳版）何巻か読んだし、映画もうっかり観ちゃったケド、アレって観る度にイライラする。）
でも、
【SF】じゃないケド、細かい部分を基礎としてちゃんと積み上げた上で舞台背景が【ファンタジー】じゃないとファンタジー感って薄くなると思うのョ。
どぉだろ？
で、
オズに戻ると…
導入部がやたらと長いし、その導入部で本編のリンクをムリヤリつけてる感じ。
オズの国の中の人々も人間型ばかりだし、陶器の女の子は髪の毛の部分の貫入がスゴク気になる。
ライオン（は出てきたケド、本当にライオン。）やブリキのロボットや案山子みたいな魅力あるキャラクターが足りないなぁ～
なによりも…
セオドラ（魔女の妹）が一目惚れみたいにオズに入れ込んだ挙句にちょっと裏切られたからって暗黒面に落ちちゃったりする位に純情…とは思えない乳の出し方。
ビックリだョ。
で、
【良い魔女】【悪い魔女】ってなにさ？
良い/悪い の単純な2極でくくるほど世界ってカンタンじゃないでしょ？
絶対にコドモの教育上良くない。
しかも、自分で【良い魔女】とか言っちゃってるし。
酔っ払いは「酔ってない」って言うんだョ。
【悪い魔女】だって自分なりの正義や信念や都合があって【悪い魔女】やってるンだョ。
そこンとこ【悪い魔女】ってカンタンに括るからおかしなコトになる。
って感じ。
ムリに魔女3人の前日談にしなくて良かったンじゃないか？と
本日の収穫。
オズのフルネームが
【オスカー・ゾロアスター・ファドリグ・アイザック・ノーマン・ヘンクル・エマニュエル・アンブロイズ・ディグス】
だってこと。
